「収納計画」の大切さを再認識する一日でした

今日は朝から、住宅収納スペシャリストの5周年イベントに参加しています。

住宅収納スペシャリストとは、新築・リフォームをご希望のお客様に整理収納アドバイザー理論を用いて、それぞれの暮らしに合わせた収納提案のできる専門家です。

ハウスキーピング協会HP

住宅関連のお仕事をされている方、インフルエンサーとして情報を発信する方、
片付け現場からのリフォーム収納提案をしている人など
様々な「活躍する住宅収納スペシャリスト」が登壇し、興味深いイベントでした。

かくいう私も「住宅収納スペシャリスト」の一人。
日本ライフオーガナイザー協会「レジデンシャルオーガナイザー」の資格も保有しています。

それは決して「資格集め」ではなく
まさに20数年前の私がやりたかったことだから。

大学卒業後、勤務先の設計事務所で
個人住宅の設計に末席ながら参画。

オーナー様のご自宅にお邪魔をし、
持ち物の量や、大きさ、傾向、
家具や、現在の住居でストレスに感じる部分、お気に入りの部分等
時間をかけて調査をさせていただいた経験があります。

オーナー様がどのようなことを大切にしておられ
新しい家ではどのようなことがしたいのか。

この調査があってこそ
満足のいく家づくりができるのだと教わりました。

子育てを機に設計事務所を退職。
最初は主人の実家、そのあとマンション、そして建売の住宅と転居しながら生活を続ける中

「ここに収納があったら便利なのに」
「なぜここの深い収納は使いにくいということに気づかないのだろう」
「なぜこのキッチンには一升瓶の高さが入る収納がないの?」

一人の子育て中のママとして
そして一度は設計事務所にいた経験者として
間取りを見ては様々なことを考えていました。

可動・後付可能な収納では対応しきれない「間取りの問題」があることに
憤りさえ感じていました。

設計段階で検討が必須の「収納問題」(導線計画)が
なぜこんなに後回しにされているのか
不思議でさえありました。

オーナー様はきっと
形になってきてようやく、または
暮らし始めてようやく
その不便さに気づくのではないかしら。

オーナー様と業者の共通言語がないばかりに
高い買い物にもかかわらず
こんなはずでは、になってしまう

とあることをきっかけに整理収納の資格を取得した私ですが
この住宅収納スペシャリストの分野でなら、
自分の経験を活かせる!
自信をもってお客様のお役に立てる!
そんな想いで取得した資格なのです。

オーナー様の現在の持ち物を計測、
物量も確認後、必要であればその場で完成予想をスケッチし、ゴールを共有、
オーナー様の言外の希望も少しづつひきだしていきます。 

収納は「大きければよい」ものではありません。

適所に、適切な大きさの収納があることで
自然と片付く家づくりができるのです。

コロナ禍において
家での暮らしにストレスがないことが
重要視されています。

リフォームをお考えの皆様も多いかと思いますが
その際にはぜひ
住宅収納スペシャリストへの参画依頼をお勧めします。

参画最適な時期はまさに「設計」の時です。

「施工」の折に参画しても
設計プランの変更はできません。

ご注意くださいね。

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